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    地域の技術を使った芸術祭 ― 茨城県日立市大みか町「星と海の芸術祭」
    (掲載日時:2022年8月25日)

    茨城県日立市大みか町「星と海の芸術祭」会場から 東弘一郎《無限車輪》
    茨城県日立市大みか町「星と海の芸術祭」会場から 東弘一郎《無限車輪》

    茨城県日立市大みか町で「星と海の芸術祭」が初めて開催されている。

    芸術祭の総合ディレクターは、東京藝術大学大学院に在学中のアーティストで、自転車と金属を組み合わせた大型作品で知られる、東弘一郎(1998-)。

    参加アーティストは東のほか、浅野ひかり(1996-)、加藤健一(1998-)、關田重太郎(2000-)、鷹取詩穏(1999-)など若手作家が中心で、地域の歴史、自然、ものづくりの技術とアーティストが密接に関わって作られた作品を展示している。

    芸術祭のきっかけは、大みか町の島田歯科の院長である島田洋次氏と東との出会いから。

    茨城県取手市在住の東の作品が茨城新聞に掲載され、それを見た島田氏と東が邂逅。地域にアートを持ち込む「おおみかアートプロジェクト構想」から、芸術祭の開催に至った。

    大みか町は日立製作所が立地する地として発展。多くの町工場が点在している地域の特徴を踏まえて、地域の人々とアーティストがタッグを組んで作品を制作した。

    「星と海の芸術祭」はJR大甕駅周辺地域で2022年8月28日(日)まで開催。作品鑑賞券(1,000円)はJR大甕駅西口駅前会場などで発売中。

    8月27日(土)・28日(日)には「オフィシャルツアー」や「大みかまちなかツアー」なども開催される。


    茨城県日立市大みか町「星と海の芸術祭」会場から 浅野ひかり《あの日見た景色》
    茨城県日立市大みか町「星と海の芸術祭」会場から 浅野ひかり《あの日見た景色》

    茨城県日立市大みか町「星と海の芸術祭」会場から 深田拓哉《忘れられたモノたちに》
    茨城県日立市大みか町「星と海の芸術祭」会場から 深田拓哉《忘れられたモノたちに》

    茨城県日立市大みか町「星と海の芸術祭」会場から 關田重太郎《Z軸の地切り》
    茨城県日立市大みか町「星と海の芸術祭」会場から 關田重太郎《Z軸の地切り》

    茨城県日立市大みか町「星と海の芸術祭」会場から 關田重太郎《Z軸の地切り》
    茨城県日立市大みか町「星と海の芸術祭」会場から 關田重太郎《Z軸の地切り》

    茨城県日立市大みか町「星と海の芸術祭」会場から 加藤健一《海へ行く。色と形も持っていこう。》
    茨城県日立市大みか町「星と海の芸術祭」会場から 加藤健一《海へ行く。色と形も持っていこう。》

    茨城県日立市大みか町「星と海の芸術祭」会場から 「おおみかアートプロジェクト アーカイブ展」
    茨城県日立市大みか町「星と海の芸術祭」会場から 「おおみかアートプロジェクト アーカイブ展」


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